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AMALPHA(アマルファ)

応用

応用

アマルファの接合メカニズムはアンカー効果による物理的接合のため、樹脂の化学的な性質にはあまり影響されません。

樹脂が溶けて金属表面の微細凹凸形状に充填されて固化すれば、理論的にはどのような樹脂でも接合が可能です。

樹脂・金属接合マトリクス

Al Cu SUS
エポキシ 樹脂破壊 樹脂破壊 -
フェノール 樹脂破壊 樹脂破壊 樹脂破壊
PA6 樹脂破壊 樹脂破壊 樹脂破壊
PPS 樹脂破壊 樹脂破壊 樹脂破壊

成形にあたって注意する点

樹脂の流動性

樹脂の流動性が低い場合、金属表面の微細凹凸に樹脂が十分に入り込まず、良好な接合が得られません。
金型温度を高くするなど、樹脂の流動性を確保してください。
樹脂バリが出やすい成形条件がアマルファにとって良好な成形条件となります。

樹脂の線膨張係数

樹脂の線膨張係数が大きいと、成形後の冷却時の樹脂の収縮により樹脂内部に応力が発生し、クラックが発生することがあります。ガラスフィラーが入った樹脂を使うことで、樹脂の線膨張係数が低くなり、さらに樹脂の強度が増すために良好な接合が得られやすくなります。

クール成形

ヒート&クール成形を利用することで、接合しにくい樹脂を接合させることができます。

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